全V-ROD乗り待望(?)のLEDヘッドライトである。方法は至って簡単、市販のLEDバルブに交換するだけ。
これまでバルブのみの交換でLED化する場合はアホみたいに暗く実用性に問題がありまくりとてもじゃないけど「こんな光で夜道を走れるわけがない」と諦め表情になる。しかし2014年、とうとう実用レベルに達した製品が発売された。
商品の名前は「スフィア バイク用LEDコンバージョンキット」、V-RODは2つ必要です。
どんなLEDバルブか詳しく知りたい方は以下のリンクからどうぞ。いいゾ~これ。
品名 | バイク用スフィアLED H9/H11 コンバージョンキット |
色温度 | 6000K |
定格 | 12V20W |
定価(1個) | 12,800円 |
ヘッドライトを外すために6mmのヘックスレンチが必要。6mmであればビットでもなんでもいい。
ただ一度も外したことがないと結構固いのでレンチがあった方が良いと思われる。ドライバータイプだと厳しいかも。
純正バルブであれば取り付けたままでもバルブ交換は可能だがこのLEDバルブは後方の巨大なヒートシンクのため不可。
名称 | 6mmヘックスレンチ |
参考価格 | ホームセンターのセットで1000円くらい |
重要度 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
ヘッドライト本体を車体から外すため赤丸のボルト2本を外す。ヘックスレンチの出番はこのボルトだけ。
なお、この時先にバルブを本体から外してしまってもかまわない。
バルブの外し方に関してはヘッドライトバルブ交換からどうぞ。
ヘッドライト本体が外れたらLEDバルブを二つを組み付けます。この時気をつけるのは先にポジションランプを組み付けます。純正であれば逆ですがLEDバルブのヒートシンクが邪魔であとからポジションランプを組み付けるのが困難になる。
あとはコネクターを純正のハーネスと繋げてヘッドライトを元に戻せばこの作業は早くも終了ですね。
しいて他に気になる点があるとすれば、LEDバルブのコネクターがかさばって置き場所に困ることくらいだろうか。
・純正ロービーム
・スフィアLEDロービーム
・純正ハイビーム
・スフィアLEDハイビーム
見ろ、LEDでありながらこれまでのへなちょこバルブと違いハロゲンバルブに匹敵する拡散力・・・というか純正バルブの方がやっぱ微妙に明るいですね^^;
色温度が純正バルブより高く白いのも関係するかも。
なみに光の色を比べるとだいたいこんな感じ。左が純正、右がスフィアLED。スフィアLEDは実際は鋭い白い光で見た目もカコイイぞ。
何が無いって純正のLEDヘッドライトのこと、Daymaker LED headLamps(デーメーカーLEDヘッドライト)とかいう右画像みたいなやつ。
2010年ごろからだったか、正確な年は忘れましたけどハーレーダビッドソンは純正でLEDヘッドライトを発売した。
LEDヘッドライトなんて車ではあったけどバイクではほとんど知らない。そりゃもうさすがにハーレーは格が違ったと喜び表情になる。
ところが、肝心のVRSCファミリーだけ未だに発売していないのである。管理人の独断による理由は簡単、VRSCファミリーのみヘッドライトが違い他のファミリーと互換性がゼロでわざわざ専用に出しても儲からないから、ほらこんなもん。ヘッドライトに限らずVRSCファミリーは毎回こんな感じでカスタムパーツにはとことん恵まれない環境である。
※例外としてナイトロッド系は一部年式が対応している
この純正LEDヘッドライトは値段も張るけど性能も半端ではない。YouTubeにもデモが上がっているが「なんだこのパワーは!?」て感じ。
LEDヘッドライトはLEDウインカーと並んで私の悲願でしたが社外品で実現したのはちょと残念というかハーレーダビッドソンのVRSCファミリーへのやる気の無さには憤りを禁じえない。無駄な期待をしたくないので切るならスパッと切って欲しいわ。