画像・ブレーキキャリパーオーバーホール
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タイトル・ブレーキキャリパーオーバーホール

作業難易度・ブレーキキャリパーオーバーホール

サブタイトル・管理人的解説

普通にバイク乗ってたら個人でここまでやることはまずないと思われる。私もカスタムの都合上仕方なくやることになっただけで正直やりたくない。ブレーキフルードを抜く作業から始まってキャリパーを取り外して再びフルードで満たすまでの作業を考えると大変面倒。かといってディーラーに頼むと馬鹿高いしドライバースタンドに行ったら断られるし結果的に自分でやる羽目になった。

タイトル・揃える道具

ここではキャリパー分解に使用する道具のみを掲載する。フルードの抜き入れに関しては左メニューのメンテナンスの各フルード交換のページをご覧ください。
ボックスソケットはフロントキャリパー取り外し用。メガネでも可。ヘックスレンチ(六角棒レンチ)はキャリパー分解用。

画像・ヘックスレンチ(六角棒レンチ)
名称 5、6、8mmヘックスレンチ
参考価格 ホームセンターのセットで1000円くらい
重要度 ★★★★★★★★★☆☆
画像・ボックスソケット
名称 10mmボックスソケット
参考価格 ホームセンターで500円くらい
重要度 ★★★★★★★☆☆☆

メガネレンチはブリーダーバルブを外すために必要。メガネレンチはスパナやモンキーでも代用できるが、バルブをなめると想像を絶する悲しみに襲われる。最低でもスパナを用意。
「先端が細くて平べったい何者か」はピストンの穴に取り付けてあるシールを外すために必要。爪楊枝でもいけそう。

画像・コンビネーションレンチ(スパナ&メガネレンチ)
名称 3/8インチメガネレンチ
参考価格 単品で1000円くらい
重要度 ★★★★★★★★☆☆
画像・ビクトリノックスミニチャンプ
名称 先端が細くて平べったい何者か
参考価格 ピンキリすぎて不明
重要度 ★★★★★★★☆☆☆

空気入れはバイク用品店とかで売ってる手動式のものでOK。これはキャリパーからピストンを外すために使用する。
本来エアコンプレッサーとかでやるらしいが手動でもいけるぞ。

画像・空気入れ(エアポンプ)
画像・空気入れ(エアポンプ)使用
名称 空気入れ(エアポンプ)
参考価格 2000円くらい
重要度 ★★★★★★★★★☆

タイトル・作業手順

サブタイトル・手順1

分解する前後のキャリパーを外します。フロント・リアともにボルト2本で留められている。フルードの抜き入れ等は該当ページをご覧ください。

画像・フロントキャリパー固定ボルト

画像・リアキャリパー固定ボルト

サブタイトル・手順2

ブリーダーバルブから空気入れを使って空気を送り込みます。当初エアコンプレッサーなどを使用しないと十分な圧力を送ることができずピストンが抜けないのでは?と思っていましたが、手動の空気入れでも一回上下させただけで「スポーン」と景気良く抜けました。

画像・キャリパーに空気を送り込みます

画像・ピストンが抜けます

ところが、4つあるピストンどれかひとつでも先に抜けてしまうと残りの3つが抜けず再びやり直しになる。つまり同時に4つ抜かなければならない。右写真は左下のピストンが先に外れてしまったダメな例。これが結構難しく手こずった。


サブタイトル・手順3

ピストンさえ抜けば作業は終わったも同然で、後はキャリパーのボルトをヘックスレンチで外して2つに分解し、とどめにオイルシールを外します。この時オイルシール※は再利用するつもりで傷を付けないよう気をつけよう。
※大抵この手のパーツは交換を推奨されますがパーツリストに載ってません

画像・オイルシールを外します

画像・オイルシール外し完了

この作業は早くも終了ですね

なんかアッサリ終わりましたが実際はフルードの処理もあるので大変時間がかかります。

タイトル・作業余談

サブタイトル・ブレーキキャリパークロームメッキ化

私がキャリパーを分解しなければならなかった理由がこれ。賢明なるV-ROD乗りの方なら既にご存知かと思われますが、クロームメッキキャリパーは純正ではフロントしか出ておらずリアが無いという中途半端ぶり。
仕方がないので分解してクロームメッキ加工に出すことになった。苦労はしたけど前後クロームメッキになりブレンボの性能とクロームメッキの豪華さが両方そなわり最強に見える

画像・キャリパークロームメッキ前

画像・キャリパークロームメッキ後

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