画像・ドライブベルト調整
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タイトル・LEDウインカー

作業難易度・LEDウインカー

サブタイトル・管理人的解説

個人的に待望の作業である。ハーレーダビッドソンのウインカーLED化はなんでこんなに難しいんだろう・・そんなふうに考えていた時期が私にもありました。
怪しい通販みたいになるけどこの装置を使えば大変簡単にハーレーのウインカーをLED化できる。というかなんで最初からLEDに対応しないんでしょうねハーレーダビッドソンは?この件に関しては一番下で愚痴っております。

作業自体はバッテリー端子に用があるためエアクリーナーまで取り外し必須。他は左サイドカバーの取り外しが必要。イコライザーの導入自体は簡単なのでエアクリーナーが面倒なことくらいだろう。

現在のハーレーダビッドソンはウインカーリレーがセキュリティモジュールと一体化しているため日本車のようにウインカーリレーだけLED対応型に交換という技が使えない。そこで配線に抵抗(レジスター)を着けるかイコライザーを着けるかとなる。

管理人が使用するのはCustom Dynamics(カスタムダイナミクス)のイコライザーとLEDウインカーバルブです。
何?知らない?日本じゃほとんど聞かないと思いますが海外じゃハーレーのLED製品で結構有名なことがまれによくあるらしいぞ。

http://www.customdynamics.com/

なお、LEDウインカーバルブに関しては前後別々で販売されており取り付けに制限があるので記載しません。
またこのイコライザーが同社以外のLEDウインカーに対応するのかも不明。

イコライザー本体に関しては完全防水で、抵抗のように熱くもならず、おまけに全年式のV-RODに対応するという超性能らしい。本当かな~^^;

ちなみにイコライザーは日本だとワールドモーターライフさんで購入できます。というか私はここで購入しました。

http://www.hd-parts.jp/

品名 Slim Line Universal Signal Stabilizer
型番 GEN-UNV-STABILIZER
対応車種 All V-Rods and '10 and Earlier HD Rockers
定価 $74.95

画像・Custom Dynamics(カスタムダイナミクス)V-ROD用イコライザー
画像・Custom Dynamics(カスタムダイナミクス)LEDウインカーバルブ

画像・Custom Dynamics(カスタムダイナミクス)V-ROD用イコライザー本体

画像・Custom Dynamics(カスタムダイナミクス)LEDウインカーバルブ本体

タイトル・揃える道具

バッテリー交換とまったく同じ道具のみでOK。イコライザーの取り付けはほぼ道具無しでできる優秀ぶり。専用の工具は必要なし。

タイトル・作業手順

サブタイトル・手順1

まずはエアクリーナーを外します。後でも良いですが先にやっても良いぞ。詳しくはバッテリー交換のページをどうぞ。

画像・エアクリーナー取り外し

サブタイトル・手順2

左サイドカバーを外してフロントのウインカーハーネスにイコライザー付属のPosi-Tap(ポジタップ)でイコライザーの各配線を割り込ませます。
取説(英語)によると紫の配線を左ウインカーに、茶の配線を右ウインカーに、黒はアースに。

画像・左サイドカバー取り外し
画像・Posi-Tap(ポジタップ)使用

ちなみに取説だとリアのウインカーハーネスに割り込ませるようにと記載されているが、それだとバッテリー端子にイコライザー本体から出ている配線が明らかに届かず取り付けできないためフロントのウインカーハーネスに割り込ませています。

サブタイトル・手順3

次にイコライザーの太いプラス(赤)・マイナス(黒)の配線をバッテリーに繋げば取り付けは完了です。イコライザー本体が結構でかいので置き場所に困りますが私はエアクリーナーカバーの正面の隙間に押し込みました。

画像・バッテリーに配線取り付け
画像・イコライザー本体置き場

とどめにエアクリーナーカバーを戻してこの作業は早くも終了ですね。

え?ウインカーバルブ?そこは自分で頑張って(面倒)

タイトル・作業余談

サブタイトル・ウインカーモジュール雑魚過ぎる

冒頭でも述べましたがハーレーダビッドソンは純正のウインカーモジュール(リレー)がLEDに対応していません。そんなんだからこのページで説明しているように抵抗だのイコライザーだの噛まさなければまともにLEDウインカーは導入できない。
2015年現在も対応せず、最早ハーレーには対応する技術が無いのでは?と思わざるを得ない。

日本車ならリレーだけ交換すれば済むことで、ハーレーは電装関連が高度になった結果大変融通が利かなくなり、個人でのカスタムが非常にやりにくくなったと思います。これ多分不正改造防止のためでもあるんじゃないかな~と。あと社外品使えないようにして純正のカスタムパーツだけ買わせようという戦略なのではと・・。

でもってこのページだとかなりアッサリLED化が完了していますが、当初私は既存の配線に一切加工をしない方法で実現を目指していたため馬鹿みたいに苦労した。

右の画像のパーツは苦労した最たる例で、V-ROD用のイコライザーという名目でBiketronicsという海外のメーカーから販売されており、取り寄せて着けてみたところどう頑張ってもハイフラッシュになってしまい、最終的に諦め表情になり代金大損となった。

当時日記で私がギャーギャーいってたので記憶にある人もいるかもしれませんね。

画像・Biketronics スマートイコライザーBT801V

とにもかくにも純正のウインカーモジュールがLEDに対応しないのが悪い。せめてカスタムパーツとして提供するべきだと思いますがひたすら抵抗(レジスター)で凌いで来た。

と こ ろ が

2014年から一部の車種で導入したCAN-BUSシステムという技術により、なんとLEDウインカーに対応するようになった。ただ、これはウインカーモジュールが対応したわけではなく、電装システム全体のことを指すわけであり、一部のパーツを交換して即LEDウインカーOKということにはならない。まどろっこしい。

勿論後付で別の車種に導入するのは現実的でない。
そして当然VRSCファミリーはCAN-BUSシステムに対応していないらしいぞ(白目)


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